履歴書は客観的な項目を羅列するものですので、基本的に履歴書には志望動機を記載しません。市販の履歴書の中には志望動機の欄が用意されているものもありますが、志望動機は職務経歴書に記載すれば良いので、履歴書に志望動機は不要だと考えています。しかし履歴書を作成する中で志望動機を直接は記載しなくとも、志望動機とつながる履歴は細かく書いておくことをお勧めします。
履歴書に志望動機と関連する部分を記載する方法としては、たとえば英語を使う仕事の場合で、留学経験がある場合や長期の滞在経験がある場合には、履歴書にも経歴の項目に記載してしまうのです。わたしは経験が豊富であるのを表すために経験した会社の事業部まで履歴書の経歴に記載していました。というのもわたしのいた事業部の名前が、転職を希望する会社の業務と100%かぶっていたためです。履歴書にその事業部の名前まで記載することで人事担当者の目にもとまりやすかったようです。
わたしの経験ですが転職面接などの場合、人事担当者はまず履歴書を見ます。その後で職務経歴書に目を通しますが、職務経歴書を見る時間は意外と短く、履歴書の方がしっかりと見てもらえる傾向にあるようです。これは履歴書が箇条書きであるのにたいし、職務経歴書が文章で読むのに時間がかかるため部分的にのみ読むためだと思うのですが、履歴書を見て「この事業部ではどういう仕事をしていたのですか?」と聞かれることが多かったように思います。
履歴書のどの部分でも良いですから、自分のアピールポイントがある場合にはなんとか履歴書に埋め込むことが出来ないか考えてみると良いでしょう。もちろん「経理の仕事で経験を積んだ」などと主観的なアピールを記載することはできませんので、履歴書には簿記や公認会計士の資格などを記載しアピールすることになります。
履歴書と職務経歴書は重なる点も作っておきます。履歴書には細かく記載されているが職務経歴書には記載されていない、職務経歴書には記載されているが履歴書に記載されていないということがないようにします。経験した会社や事業部などは履歴書と職務経歴書であわせておく必要があります。履歴書では記載し、職務経歴書で説明するという形がよいでしょう。
また履歴書と職務経歴書のズレがよくある点に資格などがあります。履歴書と職務経歴書の両方に記載する項目は、履歴書と職務経歴書で名称や取得年月日のズレがないように注意が必要です。